こんにちは、お葬式のブログのずう(@OsohshikiBlog)です。
お焼香の正しいやり方って人から教えてもらう事って意外と少ないと思います。
って思う方は多いかと思われます。
この記事を最後まで読んでいただければ、その”なんとなく”も無事解消できるかと思います。
お焼香とは?
はじめにお焼香のやり方より、お焼香は何の為にするのか?と疑問に思う人の方が多いような気がします。なので、お焼香の”意味”と”歴史”をざっくり説明します。
焼香は他宗教でキリスト教「献花」、神道「玉串奉奠」にあたります。
お香の種類
お香にもいくつか種類があります。
線香はタブの木の皮が主な原料でそこに香料を加え棒状にした香です。法事や仏壇で使うことが多いです。
抹香は主にシキミの皮や葉を乾燥させ粉末状の香です。葬儀式の際の焼香で使用することが多いです。
塗香は線香や抹香と違い煙ではなく、粉末状のものや練ったものを体に塗ります。
これらの香のお供物は「供香(ぐこう)」と言います。形の違いはありますが、意味合いは一緒で、香で仏様を拝み心身を清めることです。
家庭では使いやすさや燃焼時間の長さから、線香を使用することが多いです。
家庭で線香をあげる際は、火の元に十分注意しましょう。
最近では、電池式の線香もあったりしますので、火の取り扱いが心配な方はこちらを利用することをおすすめします。
お焼香のざっくり歴史
お焼香は古くは古代インドからある風習です。焼香はもともと中国や日本にはない習慣で、仏教の伝来とともに焼香も伝わってきたとされています。
お焼香のやり方
ここからはお焼香のやり方についてわかりやすく解説します。
以上が焼香の基本的なやり方です。
香炭を間違えてつまむと火傷しますので、注意しましょう。
最近はYouTubeなんかでも、焼香のやり方の動画もありますので、参列まえに一度確認してみるのもいいかもしれません。
宗派によって焼香の回数は違う?
焼香の回数は宗派によって焼香の回数が一応決まっています。
浄土真宗では線香をあげる際は、立てずに横にします。
焼香の回数に関しては寺院の僧侶や地域差があるので、焼香は1〜3回の間でおさめれば問題ないと思います。
また、葬儀の場合、会葬者の人数によっては1回焼香とすることもあるので、回数にはこだわらず、しっかり気持ちを込めて焼香しましょう。
宗教や宗派の違い問題
葬儀と参列者で宗教や宗派が違う問題があります。
この場合、日本では「新教の自由」が認めれられていますので、自身の信仰を尊重するか、参列する葬儀式の宗教を尊重するかは会葬者の自由になります。
まとめ:焼香は気持ちが大切
最低限お焼香の基本だけおさえておけば問題ありませんので、しっかり心を込めてお焼香しましょう。