こんにちは、お葬式のブログのずうです。
皆さんの家に仏壇はありますか?
「自宅にはないけど、実家にはあるよー」という方が多いのかなと思います。
私自身も自宅に仏壇はありませんが、実家に大きな昔ながらの仏壇が置いてあります。
今、仏壇にあまり馴染みのないと言う方が実際多くなっています。
そこて、今回の記事では仏壇離れの現状について解説してみたいと思います。
この記事のポイント
- 仏壇の現状
- 仏壇の意味
- いまどきの仏壇
仏壇の設置数
つまり、仏壇が家にない人が多数派である。
“仏壇離れ”というよりは元々仏壇に馴染みがない人の方が多い。
では、なぜ仏壇が一般家庭に浸透しないのか?
値段、スペースや必要性を感じてないと言う人が多いようです。
仏壇は高い?
仏壇の平均購入価格は34万円で、約6割の方は20万前後か20万以下で購入しています。
仏壇の値段は1万円代から上は100万円以上するものまでいろんな種類があります。
やはり仏壇は高価なモノという印象ですね。
そもそも仏壇って何?
本来の意味で言うと“小さいお寺”ということですが、今では“ご先祖様や故人を供養する場”という認識の方が多いのではないでしのうか。
仏壇の起源は?
古代インドでは土を積み上げて壇を作り、そこに神を祀っていました。
この壇に屋根をつけたものが寺院の原型です。
日本の仏壇の起源には諸説あります。
持仏堂という仏様を祀る建物が時代と共に小さくなり仏壇になったという説。
貴族や上流階級の人が、仏像や位牌を礼拝する為のに造った建物。
お盆の時期に飾ってた盆棚が常設されるようになって仏壇になったという説。
先祖や新仏の霊を迎える為の祭壇の事です。つまり盆棚になります。
現在は、「持仏堂→仏壇説」が有力とされています。
仏壇の普及はいつから?
江戸時代の寺請制度によって、お寺の檀家に入ることが義務付けられ、その証として各家に仏壇を設け先祖を供養するという習慣が確立しました。
仏壇の種類
最近流行のモダンタイプの仏壇
最近の仏壇は”めちゃお洒落”もはや仏壇の面影なんか一切ないです。
この場合、”故人供養”の為の仏壇になります。
あまり、荘厳(しょうごん)や供養方法を意識したくないという方やスペースがないという方はこのタイプの仏壇は非常にオススメです。
飾り方
仏壇を置いただけではただの家具のままです。
本尊を祀り、仏具を荘厳(しょうごん)し、「開眼供養」をすることで仏壇は完成します。
仏壇に入れてはいけない【NGリスト】
普段何気なく仏壇に置いてしまっている方もいるかと思いますが、実はNGなものがあります。
※地域や宗派によって異なる場合があります。
仏壇の処分
仏壇は開眼後は「家具」ではありません。
『閉眼供養』してから処分しましょう。
供養、処分にはお金がかかります。
わからない方は菩提寺、仏壇屋、葬儀屋などに相談してみましょう。
仏壇のこれから
今後、仏壇を置く家庭が急に増えるとは思えませんが、モダンタイプの仏壇は一般家庭にも浸透する可能性あるかと思います。
時代と共に仏壇は変化してきました。
その時代にあったカタチでご先祖様や故人を供養していければいのではないでしょうか?
毎月27日は「仏壇の日」です
全日本宗教用具協同組合では、毎月27日を仏壇の日に制定しています。
私も初めて知りましたが、仏壇の日というものがあります。
是非この機会に仏壇を自宅に設置してみてはいかがでしょうか?
まとめ
- 仏壇のある家は割と少ない
- 値段は2万円〜100万円以上と豊富
- 仏壇とは小さいお寺
- 買うなら”モダンタイプ”がおすすめ!
- 毎月27日は”仏壇の日”