こんにちは、お葬式のブログのずう(@OsohshikiBlog)です。
神道って聞いたことはあるけど意外と知らない。日本に住んでいるなら最低限知らなきゃいけない【神道】について解説します。
この記事を読むと
- 神道とは何か
- 神道の歴史
- 神道がよくわかる映画
- 神式のマナー(玉串奉奠)
がざっくり理解することが出来ます。
是非、最後まで読んでみて下さい。
神道とは?
まず、根本的に神道って何?
- 宗教なの?
- 文化なの?
- 道なの?
私も葬儀屋をしてなかったら、神道なんて全く知らなかったと思います。
しかし
神道は意外と皆さんの生活に深く関わっています。
ざっくりいうと、神道は日本の独自の民族宗教です。
信仰は多神教的自然崇拝です。つまり、ありとあらゆる事物を神格化し信仰するという事です。
なぜか、神は守護神でありながら、あらゆる病、死、災い(祟り)も神の仕業ともされ、その祟りから身を守るため、あらゆる神を祀っているのが【神道】です。
神道のざっくり歴史
縄文時代
古くは縄文時代に起源があります。
奈良時代以降
奈良時代以降、しばらくの間神仏習合といって仏教と神道はひとつ宗教でした
結局、神道って何?
神道には、仏教の経典やキリスト教の聖書のようなバイブルがありません。
- 神道にバイブルはない
- 誰かの教えはない
- あらゆる事物を神として信仰する
結論、神道とは自然と共に生きること
神道について詳しく知りたい方はこちらがオススメです。
神道がよくわかる映画「もののけ姫」
宮崎駿監督の作品「もののけ姫」は神道の世界観そのものです。
「人と自然の共生」は一筋縄ではいかない。
生きろ。
引用元:もののけ姫(スタジオジブリ)
まさに今私たちは自然に試されているのでしょうか。
今見ても考えさせられる映画ですね。
※ジブリ作品のサブスクはありません。
玉串って何?
玉串についてざっくり解説します。
玉串ってどんな物?
榊(さかき)の枝に白い紙(しで)を付けたものです。
玉串の意味
玉串は、神様に供える食べ物や酒(神饌)の一つです。
玉串料、御祭祀料
玉串料は仏式でいう香典の事です。
玉串料=香典
他にも、御神饌料や御榊料といったりもします。
不祝儀袋は基本的に香典と同じ物で大丈夫ですが、ハスの絵が書いてあるモノはNGです。
神主(神宮)へ納めるお金は【御礼】【御祭祀料】(おんさいしりょう)と言います。
仏式でいう【お布施】です。白い無地の封筒を使います。
玉串奉奠のコツ!【3つのポイント】
玉串奉奠の大事なポイントを3つ紹介します。
これだけ抑えておけば、もう恥をかくことはないです。
【二礼二拍一礼】
2・2・1と覚えておきましょう。
玉串奉奠の流れを解説します。
- 神主から玉串を受け取る
- 八足案(はっそく)の前へ
- 遺族へ一礼
- 玉串を時計回りで、根本を祭壇側へ向ける
- そのまま八足の上に置く
- 2回お辞儀する(二礼)
- しのび手(無音)で2回拍手(二拍)
- 1回お辞儀する(一礼)ここまでが拝礼作法
- 遺族に一礼
- 席へ戻るor退場する
これでもう玉串奉奠は完璧マスターです。
ポイント① 音を立てない(しのび手)
これは即バレるし目立つので気を付けましょう。
ポイント②玉串は時計回り
詳しい理由はわかりませんが、とりあえず時計回りで回せばOKです。
ポイント③数珠はつけない
神式では数珠を使用しません。
まとめ
- 神道の思考は古くからあるが、宗教的な確立はまだ日が浅い
- 神道は人と自然が共存する信仰
- 玉串奉奠は2・2・1でOK