夜に爪を切ると親の死に目に会えないは迷信？【死に際より大切な事を教えます】

今回はこんな悩みに対して個人的な見解を述べたいと思います。

この記事がためになるかどうかはあなた次第です！

なぜ、夜に爪を切ってはいけないのか

今では普通にパチパチ切っている爪ですが、昔から爪には大切な意味がありました。「夜に爪を切る」というワードに諸説

戦国時代の”世詰め”という説

戦国時代に”世詰め”と言うものがあり、夜通しお城を警備を任される人の事を「世詰め」と言いました。

この世詰めを任された人は例え親が死のうとも任務を全うすることが使命でした。ゆえに「夜に爪を切る＝世詰め」は親の死に目に会えないと言われています。

爪には霊が宿っているという説

髪や爪など人の伸びる部分には、生命力や霊魂があるとされていて、爪を切ったり焼いたりすることで霊魂を抹殺できると言う考えから爪を切る行為自体がタブーのような扱いもされています。

夜に爪切りは単純に危険！という説

昔は今と違って電球や蛍光灯もなかったので、夜に爪を切る行為自体が危険極まりない環境だったのです。夜に爪を切る場合、月明かりのもと何かしらの刃物で爪を切ることになります。

例えるなら、夜街灯のない外で包丁で爪を切ると言う感じです。

しかし、電気の欠かせない世の中になり、24時間明かりが点く現代では、夜に爪を切っても怪我をする心配はほとんどありません。

むしろ、定期的な爪切りは、清潔感の維持には不可欠な要素です。医療従事者や料理人は、爪の長さは人一倍気をつけているポイントだと思います。

「死に際(ぎわ)」と「死とは」

死に際とは

死に際とは、亡くなるちょっと前のことを言います。末期や終焉という表現も「死に際」と同類の意味です。

あまり縁起の良い言葉ではないので、普段から使う人は少ないでしょう。しかし、この死に際は人生においてグランドフィナーレに位置する時期になります。

人によって亡くなり方は様々で、人生往生する人もいれば、若くして亡くなってしまう人もいます。生まれてから死ぬまでがひとつの人生なので、人には人のグランドフィナーレというものが存在します。

死際の意味

まさに死のうとする時。死ぬまぎわ。いまわ。

引用元：goo辞典

死とは何か

日本の法律では死亡についての明確な記述はありません。

死の定義については、定義や文化、分野、宗教によって異なるので、一概に”死”といっても様々な捉え方があります。

死の三兆候

死の判定について医療現場では次の三兆候によって死を判定しているとされています。

ざっくり以下の３つを確認しています。

医療については医療従事者でないので記述できませんが

1997年臓器移植法の成立によって脳死が人の死なのかどうか多く議論されています。

死に目に会えないと不幸なのか？

死に目に会えなくても不幸ではない

大切な人の死に目に会えないことを不幸と感じてしまう人がいますが全くそんなことはありません。

人が死ぬタイミングは誰にも予測できないので病院のベッドの上で亡くなる人もいれば、自宅で急死する人、事故で亡くなる人もいます。

これらの全ての死際に立ち会う事は出来ません。

自身も生活をしている以上24時間いっときも離れずに生活を送ることは不可能です。

大切なことは死際に一緒にいることではありません。

死に際よりも大切なこと

死ぬまでをどう過ごすかが大切なことだと思います。

このようなコミュニケーションが死際に会えないことによる不幸や後悔を必ず払拭してくれます。

大切な人の死はとても辛いことです。

しかしいきている限り必ず別れの時はきます。

大切な人の死をどう捉えるかはその人次第です。